カオスな打ち合わせ

11/5 (金)今回はアドアルファさんの大名にあるサテライトオフィスを訪ねて、中島さんと打ち合わせを行った。

 

進み方としては、まず自分から

・今までのゼミで行ったこと

・そこから自分たちが考えた方向性

をお伝えして、そこから全員でテーマについての意見の出し合いを行った。

 

この打ち合わせの結論から言うと、「何の時間だったのか」というのが終わった後の感想だった。

 

もちろん何もしていないわけではない。全員で向いていく方向性や意見の共有はできたのかもしれない。しかし、具体的に今後どうしていくのか、この打ち合わせの結論は?と聞かれると何も答えられないというのが現状だった。しかも当初予定していた時間を大幅にオーバーするという事態になってしまった。

 

この打ち合わせがこのような結果になった理由を自分で振り返ってみると、打ち合わせを提案した僕ら側が話の舵を取るべきだったのではないかと考えた。

 

もちろんこの打ち合わせが近づくたびに、この役目を誰かがしなくてはいけないと考えてはいた。しかも最初の話を切り出した人は自分。そのまま話の舵取りからタイムキープまでやるべきだったとわかってはいた。

でもできなかった。

結局、事前準備を行ってもいざその現場に行ったら緊張感や肝心のゴール設定が甘すぎたせいで、不甲斐ない結果に終わってしまった。

とても悔しい。次こそはもっと考えて意義のある打ち合わせを行おうと決めた。

 

この打ち合わせの中で出たものとして、

たんに集中といっても「一人で居るとき」も「この打ち合わせの場」も集中であるということ。

リラックスには、コミュニケーション、つまり人間関係が大きく関与していること。

その人間関係から生じる雰囲気が関係しているということ。

オフィスでも家でもない「サードプレイス」の必要性。

家のオフィス化ではなく、オフィスの家化に意味があるということ。

イノベーションは内だけではなく外との交流があるからこそ生まれるということ。

などが話の中で出てきた。

 

このようにテーマについての多くの意見や考え方が無秩序に出てきてしまった。打ち合わせとしては、この状況はよくないと反省した。

最後の最後まで反省という辛気臭い感じになってしまったが

この失敗をばねにしてさらにもっと有意義な時間にしていきたい。

「状況」が見える観察

10/20(水) 今回から本格的にアドアルファさんからのテーマである「オフィスを家化する何かを作って提案せよ」に取り組むこととなった。

 

まず、自分たちのチーム全員で、このテーマで何を実現したいのだろうかということを考えた。結論から言うと、みんなの納得できるような意見は出ず仕舞いで終わった。事前準備が足りずに時間だけが過ぎてしまった。

そこで次に、オフィスとはどんなものなのかをつかむために学校内にあるオフィスの観察を行った。

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それぞれ3チームに分かれて観察を開始し、30分ほどたったところで再度集まり、観察状況・自分らがその状況を見てどう感じたのかを羅列した。

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今回の観察で自分が感じたことは、緊張感や堅苦しさのような空気感を感じた。事務のオフィスを観察したことも影響しているかもしれないため、ほかの業種のオフィスも観察したいと思った。

また、堅苦しい空気感を感じる要因として、四角いモノが多いことも大きいのではと感じた。きっちりしたイメージが強いのだろうか。

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個人スペースの有無という話から、メンバーの1人がこのような絵を描いていた。

先生曰く、写真左側の日本のオフィスの形はクレーム対応に特化した形なのだという。この形が上司に確認を取る際に1番相談に行きやすいということだった。

逆に右は、海外というよりかはエンジニアのオフィスに多い形なのだという。

やはり集中という面において、個人スペースの有無は大きく関係するのだろうかと考えた。

 

次回は、話し合いが進まなかったことを反省して事前準備にもう少し時間をかけて挑もうと思う。

最後に今回の課題である「ある場所の30分間の観察の記録」を載せる。

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先生からは、第3者がみても状況がわかるようなものが良いといわれた。書いて見返してみたが、明らかに情報量が少ないと感じた。もっと観察力を鍛えていこうと思う。

 

10/13(水) 今回は先生から「パターン・ランゲージ」の話と、具体的なテーマが決まったので、3つのグループに分かれてグループ内での軽い自己紹介・軽くではあったが今後の方針などについて話し合った。

 

 

パターン・ランゲージの話を聞いててまず思ったことは、主体的というか、積極的というか、要するに学びに行く姿勢が大事だと感じた。

「学生だから、企業の人たちはいろんなことに応えて協力してくれている」と先生がおっしゃっていたように、挑戦できる期間が限られていることもあるので、好機を逃さないためにも、恐れずに、発言も行動も積極的に行おうと思う。

また、豊かな経験を持っている人から「コツの抽出」をし、それをパターンとして消化し、組み合わせていくというこの行為も、誰かがやってくれるものではないので主体性が必要になる。

 

その後、円滑なコミュニケーションをとるためには「自分を開く」必要があるということで、グループ内での簡単な自己紹介を行った。その途中で、先生から消しゴム・色鉛筆・飲みかけのペットボトルの絵が提示されて、「この3つを抽象化せよ」とおっしゃった。自分の中で真っ先に浮かんだ答えは、「無機物である」という何とも頭の固い答えだった。チームメンバーの1人からは「消耗品である」という答えや、先生からは「使ったことが可視化できるもの」という答えが出ていた。昔からこの手の問題が出たときに、頭の柔軟さが足りずに思考がロックされがちなので、さまざまな角度から物事を見極めようと思った。

 

そのあとは、軽くではあるが「オフィスを家化する何かを作って提案せよ」というテーマを考えるにあたってまずは、「オフィスと家の違い」について意見を出し合った。出た意見として、

・リラックス空間の有無

・靴を履いているかどうか

・一人の空間があるかどうか

などの意見が出た。来週からはもっと掘り下げた話をしつつ考えていこうと思う。

 

 

 

 

 

BtoB、デジタルマーケティング

10/6(水)今回は株式会社福岡情報ビジネスセンターの武藤社長からお話をしていただき、その後4グループに分かれてBtoBマーケティングについてわかったこと・BtoBのデジタルマーケティングにおける今後の課題について意見を出した。

 

 

自分たちのグループでは、どのようなことをしている会社なのかを知る「入口」が少ないという意見が出た。そこで

・デジタル展示会などのデジタルの場での交流をもっと増やす

という意見が出た。他にも具体的なものとして、(具体的な名前を出すとマズいかもしれないので名前は伏せるが…)大学生がタ〇ンワークやイ〇ディードでアルバイトを探すように

・企業のみが利用するマッチングサイト(?)のようなものはどうか

という案が出た。他のグループでは、

・デジタルマーケティングにおけるブランドイメージの確立が課題

・中小企業の露出が少ないことが課題

・デジタルマーケティングにおける信頼の獲得が課題

という意見が出た。

上の意見を聞いたうえで武藤社長からは、

・どんなことをやるにしても、大企業と中小企業の間には経済格差がある。

・展示会を開いた場合、出展店数が多いがゆえに情報過多になり、埋没してしまう。

とおっしゃっていた。

この道のプロフェッショナルの多くが頭を悩ませている問題ゆえ、素人ながら難しい問題だなと感じた。

 

 

デジタルマーケティングの方法の1つとして、武藤社長がおっしゃっていた、「デジタルでの講演会」の利点を自分なりに考えてみた。

 

・講演をしている側は、自分の意見や考えを聞き手に伝えることができる。

・武藤社長がおっしゃったように講演後にアンケートを取れば、講演をする側・聴く側、両者とも情報を得られる。

などの利点があると考えた。

 

こう考えると、大事なのは「デジタル上で可能な企業同士の情報共有や繋がりをもたらすことができる方法や場所の確立」なのかなと思った。

 

 

 

 

ここからは余談だが、今回のブログは書き終わるまでに少し時間がかかった。その理由として内容自体が難しかったのもあるが、1番は自分が何を考えて何を伝えたいかが頭の中でぐちゃぐちゃになったことだ。それを言語化しようとすると、文もぐちゃぐちゃになってしまった。

読みやすいブログって何だろう。ブログに限らずとも読みやすい文って何だろう。勉強あるのみだな。

勉強といえば、来週からようやくほとんどの講義が対面授業になりますね。

朝がつらくなる… がんばろ。

いんたらくてぃぶ

9/29(水)今回はアドアルファの中島さんと今後のテーマについて3グループに分かれてアイデア出しを行った。

 

中島さんから「イヤホンをしながらカフェにいる人の半分くらいはつけているだけではないかと僕は思っています」という話をされていた。個人的にはその真偽を確かめる調査(?)的なものをやってみたいとも思った。もしそうなのであればどうしてなのだろうか?周りのがやがやした音を遮断したいが、イヤホンから音楽が流れていると集中できないとかなのだろうか。

 

グループ内で出た案として、メンバーの一人が受験勉強の際に鉛筆のカリカリ音を流して勉強していたという経験から、「カフェの場所ごとに無音やBGMや焚火の音などの環境音を違う場所で流してみてお客さんの仕事や勉強のはかどり具合を聞いてみる」などの案があった。最終的に各グループからは、「仕事をしている人や勉強をしている人が選びやすい席があるのではないか」、「日光や温度の関係が集中力に影響を及ぼしている」、「BGMなどの音が関係しているのではないか」などのアイデアが出ていたが、自分たちのグループから出たのは、「動物のいるオフィス」。自分はもしその影響を調査する場合にはどのような方法をとるのかと真っ先に考えてしまったが、なかなか斬新で面白いアイデアだとも思った。

 

自分は今回のゼミで中島さんのおっしゃっていた、「インタラクティブ」という言葉が刺さった。英語よわよわの民の自分は調べてから分かったが、インタラクティブとは相互作用という意味。中島さんの言葉を借りれば、「様々な業界の人や多様な考えを持つ人々との交流によって、自分との価値観・考え方の違いへの気づきがもたらされる」ということ。この考えには大きく賛同ができた。そのような機会を今後は大いに活用していこうと思った。

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解散後に見つけた痕跡です。

写真の右側に座っている人は右足を組んでいたから左側に椅子のしわが寄っていたのだろうと考えました。我ながらいい観察ではないかと思った。

 

痕跡の観察

9/22(水)今回から本格的にゼミが始まりました。

ものすごく久しぶりの学校なので、変に緊張しながら教室に向かってしまいました。


今回の講義は

•早期ゼミの内容を復習

•オールドタイプ•ニュータイプの話

 ↑この話は聞いていてすごく刺さった。ニュータイプ男になりたいと心の底から思った。

•後期の予定について

•人間の痕跡の観察

を行った。

ここでは「人間の痕跡の観察」を振り返っていきます。

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まず上の写真から読み取れる、人の行為・思いの痕跡を聞かれた。個人的にこの質問にいち早く答えられたことが少し誇らしかった。これをきっかけにもっと積極的になっていこうと思った。

そこからいくつかのグループに分かれて、人間の「痕跡」をカメラで撮影した。

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自分達のグループは食堂のポールにあった痕跡を撮影した。いざ痕跡を探すとなると、それなりに時間はかかったが、それよりもその痕跡がどのような経緯で付いたものなのかを想像することの方が時間がかかった。今日から意識的に少しずつでも観察の練習をしていこうと思う。


さっそく家に帰って痕跡を探してみると、今まであまり気にしてこなかった痕跡に気づけた。意識してみると何年も生活している家でも見つかるもんだなぁと実感。



最後に解散した後に撮った自分の見つけた痕跡を紹介します。


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この写真には写っていないが、この写真の右側には通路がある。おそらく友達を待つときにベンチを使う際、行きやすい通路側に座りがちであるということの表れではないかと考えた。みんな早く座りたかったのだろうか。


後期が始まるとともに、課題に追われる日々も始まりました。怠けずに頑張ろ。


不足の収穫

8/3(火)第5期森田ゼミの集まりとしては2回目。

今回はHCD(Human Centerd Design)、UX(User Experience )、サービスデザインについての講義の後ワークショップにて絆創膏の行動観察•好きな〇〇を探るインタビューを行った。



絆創膏のワークショップにおいて、自分達のグループで出した案はイノベーションの観点から見ると、まだ足りない部分があると感じた。

実際に自分やグループメンバーが体験し、それに基づいて出た案ではあったが、今回の講義で出た「新結合」を体現したものではなかったと感じた。

今までの自分の行動からも感じていた部分である、柔軟な思考の欠如を突きつけられた。

しかし、悪い部分だけではなく、実際に体験した純粋な感想に寄り添った部分はよかった部分であったと感じる。

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上の絵はグループメンバーが書いてくれたもの。今回の講義とは関係ないが、表現する手段があるというのはそれだけで大きな武器になると実感。



好きな〇〇を探るインタビューについて。


自分はインタビュアー側だったのだが、正直な感想を言うと、質問の一貫性がなく、自分の興味の赴くままに質問を投げかけるだけで、相手の主観を理解するに至っていなかったように感じた。

さらに先生の言ったように、質問を投げるだけであったため、質問という球が無くなった途端に失速。

そんなインタビューをした結果、その後の分析に支障が出てしまった。f:id:kyosuke_63_01:20210804003429j:plain

最終的に1番上の欲求の枠は1つしか埋まらずという結果に。

それと同時に欲求の言語化は難しいと感じるインタビューだった。


今回の失敗の象徴として戒めようと思う。




今日の収穫として、柔軟な思考力不足と相手の主観を理解する能力不足という課題を持って帰ることになった。

他にも先生曰く、日常的に人の行動の観察や話をよく聞いて、なおかつそれを言語化してみるのがよいとのこと。

それも今日の収穫として今後は実践していく。